1979(S54)年2月25日に設立された自由が丘住区住民会議は、2009年に30周年を迎えました。

 これを記念して2010年(H22)5月1日、「自由が丘住区住民会議設立30周年記念誌」を発行しました。(全36頁)

 この記念誌は30周年事業の成果をまとめたものであり、記念事業の概要が「あとがき」に述べられていますので、その全文を目次の下に掲載しました。
 

目   次
1  自由が丘住区住民会議 設立30周年を祝う
  住民参加と支え合いの精神で維持されている    会長 山本秀代
  住区住民会議の皆様の熱意と努力に感謝します  区長 青木英二
2  座談会  住民会議のあるべき姿を考える
 (出席者紹介、発足時の状況、改善してきた取り組み、現状をどう捉えるか、
  これから目指したいこと)
3  住区委員会の活動報告
  青少年住区委員会と関連団体、防災住区委員会、地域活動委員会
  環境整備委員会、総務委員会、広報委員会
4  絵画 「夢の自由が丘」 入選作品 13点
5  作文 「夢の自由が丘」 作品集  6点
6  記念植樹 
  記念樹のように大きく     宮前小学校校長 鹿海 治
  記念樹「ウバメガシ」と共に  緑ヶ丘小学校長 田中みさ子   
7  自由が丘まちづくりの動き
8  アンケートにみる 住民は何を望んでいるか
9  変わりゆく 自由が丘住区
10  自由が丘住区30年の行事・トピックと日本の出来事
11  自由が丘住区住民会議 役職者一覧
12  あとがき (全文下記)

あ と が き
 
 10年ひと昔という言葉がありますが、自由が丘住区住民会議も早いもので30年を迎えました。30年前に区内の小学校区ごとに住区住民会議を立ち上げた目黒区とこの地域に住む先人の皆さんは、住民自治をめざして素晴らしい組織をつくられたものだと感服いたしております。しかし、30年という節目の年は、この住民会議が設立当初の理念に沿ったものに育っているかどうかを振り返るよい時期でもあります。温故知新の気持ちでおよそ1年がかりで新たな発展への願いを込めて、いくつかの記念事業と記念誌の編纂をいたしました。

 記念事業の第一として記念植樹をしました。ちょうど自由が丘駅前の改修工事に合わせ駅前はどうか、鎮守様である熊野神社の境内にしてはどうかのご意見もありましたが、住民会議のエリアにある緑ヶ丘小学校と宮前小学校の校庭が相応しいということになり、緑ヶ丘小学校にはウバメガシを、宮前小学校にはコナラの木を植えました。これには、この街を担う子供たちがすくすくと育つようにという祈りがこめられております。

 第二の事業は、子供たちを対象に「夢の自由が丘」というテーマで作文と絵画を募集しました。子供ならではの斬新な思いをつづった文章や、この街がこうなったら本当によいのになと思わせるような絵がたくさん集まりました。

 第三の事業は、大人たちもこの街の将来を語り合おうと座談会を開催しました。住民会議の設立当初から活動に参加してくださっている方や、現在活動の中心にいらっしゃる方など7名の方々が過去を振り返り、将来を見据えて3時間に及ぶ熱い語り合いをいたしました。

 そして、第四の事業として、アンケート調査を実施しました。住民会議主催の事業に参加していただいた皆さんに行事の感想や今後の住民会議のあり方についてお尋ねしました。その結果を今後の活動に生かしていきたいと考えております。

 この記念誌は、以上の事業の成果をまとめるとともに、30年間の歴史を末永く残すために多くの方々のお力添えをいただきました。つぎの40年に続く発展に向けて、この記念誌が一助となれば実行委員の一人としてこの上ない喜びでございます。        白木 満
 

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