くらしの中の環境調査報告書
2004年(平成16年)3月  自由が丘住区住民会議
 
1.調査概要
2.要約
3.調査結果詳細


1.調査概要
(1)調査目的
 自由が丘住区住民会議では自主的な地域活動の一環として、身近な環境問題について住区内住民の声を聞き、今後の活動の参考とすると同時に、問題点を行政、関連する企業、団体等に伝え、住みよい街づくりに反映することを目的とする。
 
(2)調査の実施期間
 平成15年12月1日から12月20日まで
 
(3)調査対象者
 自由が丘住区を構成する緑が丘2丁目、自由が丘1丁目〜3丁目、八雲3丁目(中根1丁目
 23番地〜25番地を含む)に住む成人男女を対象とした。

(4)調査の実施方法
 住区住民会議実行委員により、地区別に分担し訪問配布回収の方法で行い、結果の集計
 までおこなった。(回答は無記名記入とした)
 
(5)配布数と回収率
 調査対象者を地区別の世帯数を参考にして抽出(有意抽出)し訪問を行った。
   
 回収率
      配布数:450
      回答者:345名(76.6%)

(6)回答者345名の内訳

     * 地区別 緑が丘2丁目: 87名(25%)
            自由が丘1丁目〜3丁目: 117名(34%)
            八雲3丁目: 35名
            商店主・実行委員: 106名(31%)
     * 男女別   男: 123名(36%)  女: 222名(64%)
     * 年齢別   20代〜30代:  53名(15%)
              40代〜50代: 109名(32%)
              60代〜以上 : 183名(53%)

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2.要約
@.街の環境について
  82%の人が住みよいと感じている。その理由は
  イ.交通の便が良い、ロ.買い物が便利、ハ.緑が多くおしゃれな街、などとなっている。
  反面住みにくいと回答した人が13%あり、その理由は、
  イ.放置自転車が多い、ロ.街が歩きにくく危険が多い、ハ.物価が高いなどとなっている。
 
A.街のバリアフリーについて
  身体の不自由な人やお年寄りに歩きやすい優しい街かとの問いに対し、そうは思わないと
  年代に関係なく85%の人が回答している。その理由は
  イ.駅にエレベーター、エスカレーターがない、が最も多く、次いで
  ロ.狭い道路に車の通行が多いこと、ハ.放置自転車、違法駐車が多いこと、
  二.道路の電柱がじゃま、などとなっている。
 
B.街の安全について
  60%の人が安全だとは思っていない。その傾向は、当然のこととして高齢者に多い。
  安全だと思わない理由は
  イ.道路が狭い、ロ.夜暗いところがある、ハ.空き巣引ったくりが多い、などとなっている。
 
C.交通バリアフリーと自由が丘TMO構想の認知度について
  約半数以上に知られていない。特に女性に多かった。
  交通バリアフリー化と自由が丘TMO構想を知った媒体は 
  イ.住区ニュース、ロ.自由が丘新聞、ハ.めぐろ区広報などであった。
 
D.自由が丘の都市計画道路の認知度について
  知らない人が65%あった。特に女性が多かった。

E.住区ニュースについて
  75%の人に読まれている。

F.自由が丘に残したいもの、守りたいもの
  イ.熊野神社の境内をはじめ住宅地のみどり、ロ.駅前ロータリーと女神像
  ハ.戦後復興を見守ってきた自由が丘デパート・ひかり街
 
G.住民の声
  イ.自由が丘駅のエレベーターもしくはエスカレーターの早期設置
  ロ.駐輪場(有料を含む)を作って放置自転車の追放
  ハ.放置自転車、違法駐車の取り締まりの徹底
  二.段差が少なく、電柱のない歩きやすい歩道の整備
  ホ.公道へのはみ出し商品や看板の撤去
  ヘ.警察官による巡回の強化
  ト.ゴミ出しマナーの徹底と通行の妨げとなる集積場の移転
  チ.身近な話題を取り入れた面白い住区ニュースの発行など

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3.調査結果詳細
 
(1)街の環境について
 
(2)街のバリアフリーについて
 
(3)街の安全について
 
(4)交通バリアフリーと「自由が丘TMO構想」について
 
(5)自由が丘都市計画道路について
 
(6)自由が丘に残したいもの、守りたいもの
 
(7)ゴミ問題について
 
(8)放置自転車問題について
 
(9)自由が丘住区ニュースについて
 
(10)その他の意見
 

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この調査に関するお問い合わせは
 自由が丘住区センター・環境整備委員会へ TEL 3718−1195